「咀嚼と咬合」ベーシックセミナー

明日からの歯科治療は必ず変わります

 先生方の診療所に顎関節症の患者さんが来院したとします。治療としては、まずスプリント治療を選択されると思います。そこで お伺いします。
・スプリントの材質はハードでしょうかソフトでしょうか。
・その厚さは何ミリでしょうか。
・これを決定する臨床的根拠はなんでしょうか。
・さらに言えば、顎関節症の症状が、スプリント療法で消失した後はどうするのでしょうか。

 これらに対する回答は、私の提唱するベクトル咬合理論が解きほぐす中心位、下顎安静位、中心咬合位、そして安静空隙の臨床的 意味とつながりを理解することによって明らかになります。
 そして最も理想とする咬合面形態と咬合接触が、咬合力学と咀嚼運動の立場から自ずと導き出されてくるのです。それらの理解が あってはじめて真の顎関節症の治療や全部床義歯、そして小さなインレーにも安定した咬合を構築することができるのです。
 咬合理論とは、あらゆる症例の治療に対して1つの理論で成り立つものでなければ、真の理論とはいえません。あらゆる症例とは 、インレーのような小さな咬合から有歯顎や無歯顎、さらにインプラントによる咬合を言います。1例でも成り立たない症例があれば、 それは真の理論ではないのです。
 これまでに色々な咬合理論が提唱されていますが、1つの理論ですべての症例の咬合を成り立たせ、かつその臨床的意味を解説し たものはありません。
 ベーシックセミナーでは、個人固有の咬合の成り立ちから始まり、中心位、中心咬合位、下顎安静位、安静空隙の臨床的意味を理解し、中心位への誘導法の真の臨床的意味について解説します。
 このセミナーを受講されれば、ベクトル咬合理論がいかに簡単で理にかなっているかがおわかりになると思います。
 <セミナー講師 丹羽克味>

セミナー要綱

開催日時 2012年9月9日(日) AM 10:00〜PM 5:00  満席御礼
会場 (株 )学建書院(東京 本郷 御茶ノ水駅から7分)
受講料 歯科医師30,000円/歯科医師以外20,000円
講師 丹羽克味
お問い合わせ 株式会社 学建書院
TEL 03-3816-3888
FAX 03-3814-6679
E-mail seminar@gakkenshoin.co.jp

講師紹介

丹羽 克味
(にわ かつみ)

1965年 東京歯科大学卒業
1971年 東京歯科大学助教授
1974年 明海大学歯学部助教授
1988年 奥羽大学歯学部教授
1996年 フジ写真フィルム東京本社保健センター歯科医長
1999年 東京都にて開業
2005年 亀田総合病院歯科センター臨床部顧問
2007年 明海大学歯学部非常勤講師

カリキュラム(予定)

講演 基礎編T
  • これまでの咬合は間違っている
  • 咬合は、年齢とともにどのように構築され変化するか
  • 展示症例の説明
講演 基礎編U
  • 新しい咀嚼運動理論
  • 咬合の正しい臨床基準とは −静的基準、動的基準、維持基準−
実習 実習1
  • 咀嚼運動の視覚確認
  • 顎関節体操
講演 臨床編 難症例の治療
  • ブラキシズムの治療
  • 顎関節症の治療
質疑応答
  • 個別質問可
  • 修了証授与

 ※昼食をご用意いたします。

カリキュラムの内容、スケジュールは変更する場合がございますので、予めご了承ください。

書籍紹介

 咀嚼・咬合論

咀嚼・咬合論

丹羽克味
田島基紀 著
2008年11月発行
8,400円(税込み)

入門 咀嚼と咬合

丹羽克味 著

2009年11月発行
3,990円(税込み)

全部床義歯の痛み

丹羽克味 著

2011年12月発行
6,300円(税込み)

会場のご案内



会場のご案内 地図を拡大(pdf)

(株)学建書院

〒113-0033文京区本郷2−13−13 本郷七番館1F 03-3816-3888
 受付時間  9:00〜17:30(月〜金)
 (土・日・祝日は上記電話はつながりません)

お申込み

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